緊急事態宣言下の2度にわたる“六本木豪遊”でジャニーズ事務所から活動休止処分が下された手越祐也(32)が、シングルマザーに弁当を届けるボランティアに精を出し、周囲をザワつかせている。
手越が活動しているのは、六本木のイタリアン「Noza Caza」を運営する株式会社SASAが展開する「INGプロジェクト」。新型コロナの影響で生活が苦しくなったひとり親家庭に無償でメッセージ付きの弁当を届けるというもので、「NEWSポストセブン」はウーバーイーツの配達員さながら、マスク姿で自転車に乗って弁当を配達する手越の姿を掲載している。
SNS上では「手越、今度はシングルマザーを食う気かw」などと口さがないコメントがあふれているが、この活動は、退所が報じられている手越にとって“禊”のつもりなのか。スポーツ紙ジャニーズ担当記者はこう話す。
「手越のジャニーズ事務所独立は既定路線で、来年3月退所を目指し、コロナ騒動以前から話し合いが進められていました。コロナ対策支援の期間限定チャリティーユニット構想については、当初、手越は自分のアイデアを持っていたが、事務所の案と折り合わなかったそうです。その構想を発表した直後に2度にわたるステイホーム破りの夜遊びが文春で発覚。顔に泥を塗られた格好の事務所は独立を待たずして、即座に活動停止処分を出したのです」
■文春報道に反論も…
一方、手越は発売中の「週刊文春」の直撃に答え、外出自粛中に酒席に参加したことについて「文春さんにも一言、言いたいことがある」として「今の僕が言えることではありませんが、あの日は仕事の打ち合わせや、将来の話をしただけで、その場で解散しているんです。それなのに“キャバクラ手越”って……」と反論。
4月下旬の会合は、制作会社の社長と医師と「『現場での感染対策を教えて欲しい』と言われてはじまった会食の席」であり、事前にマネジャーに会合に行くことは了解も得ており、その後、手越が知り合いの女の子を呼ぶ流れになったというのだが……。
「手越が酒席で『仕事の打ち合わせ』をすることは、つまりその後に“手越ガールズ”を呼び出してドンチャン騒ぎをすることが織り込み済みです。今までさんざんスキャンダルを起こしておきながら、治外法権的に“おとがめなし”でいたことが不思議でしたが、事務所はついにサジを投げたということでしょう」(前出の記者)
もはや手越や彼を含めた「NEWS」の活動復活は難しいとする見方が有力だが、事務所の決断を後押しした事情もある。
「国立競技場を満杯にするなど大規模な全国ツアーを組める嵐などとは違って、メンバーが次々と脱退し、すでにグループとしてのパワーは“出がらし”の『NEWS』をジャニーズ事務所は切り捨てたということですよ。一方の手越もすでに十分に稼いでいて、事務所に頼らずとも自分の名前と人気だけでやっていけると考えているからこそ、一連の行動に出ているのでしょう。お店のプロデュースや今回のようなボランティア活動など、やりたいことがいろいろあるようです。ただしチャラさは相変わらずで、筋金入りですが」(ワイドショー関係者)
独立となれば、事務所の庇護は消え、自分の行動はすべて自分で責任を取らなければならなくなる。手越は本気で「ノーチャラ生活」にシフトしていく覚悟はあるのだろうか。
ボランティアに励む手越祐也 “いきなり社会派”に透ける独立の本気度
引用元:日刊ゲンダイDIGITAL