日本のゲームやアニメが原案の洋画【3選】 クリエイターの偏愛ぶりが感じられる!

引用元:マグミクス
日本のゲームやアニメが原案の洋画【3選】 クリエイターの偏愛ぶりが感じられる!

 表情豊かなピカチュウが人間の言葉をしゃべることに、驚いたアニメファンもいたのではないでしょうか。2020年5月22日(金)の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で、ハリウッド映画『名探偵ピカチュウ』がTV放映されました。実写版『名探偵ピカチュウ』は2019年に劇場公開され、世界興収は4億3600万ドル、日本でも30億円を上回る大ヒットを記録。ピカチュウをはじめとする「ポケットモンスター」たちは、世界中で人気であることを証明しました。

【画像】洋画に影響を与えた日本の漫画・アニメ・ゲーム(7枚)

 日本で人気のTVゲームやアニメ作品は、ハリウッドをはじめとする海外のクリエイターたちも注目しています。これまでにも日本発のTVゲームを原案にした『バイオハザード』(2002年)や『サイレントヒル』(2006年)などの実写映画が、成功を収めてきました。その一方、原作の世界観をうまく咀嚼できずに、強引に実写化してしまった『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009年)のような残念な作品も生まれています。

 今回は日本のゲームやアニメを原案にしたハリウッド映画のなかから、クリエイターの日本文化への偏愛ぶりが感じられる作品を紹介します。 日本のゲームやアニメが原案の洋画【3選】 クリエイターの偏愛ぶりが感じられる! 『ピクセル』 (C) 2015 Columbia Pictures Industries, Inc., LSC Film Corporation and China Film Co., Ltd. All Rights Reserved.

1980年代の人気ゲームがモチーフ

 最初に取り上げるのは、『ホーム・アローン』(1990年)や『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)などのヒット作で知られるクリス・コロンバス監督が撮ったSFコメディ映画『ピクセル』(2015年)です。1980年代に爆発的ブームを呼んだアーケードゲーム『パックマン』や『ドンキーコング』が、物語の大きなモチーフとなっています。

 主人公のサム(アダム・サンドラー)は冴えない中年のオッサンですが、少年時代はすご腕のゲーマーでした。ある日、宇宙人が地球に襲来。サムはゲームの腕を米国政府に見込まれて、宇宙人を迎え撃つことになります。宇宙人との対戦方法は、NYを舞台にした実寸大の『パックマン』や『ドンキーコング』という超ユニークな設定。人類の命運は、サムの腕に託されます。

 宇宙人の攻撃シーンが8ビットで表現されるなど、遊び心満載の内容です。懐かしのゲーム『パックマン』を開発したゲームクリエイターの岩谷徹氏をモデルにしたイワタニ教授(デニス・アキヤマ)も登場し、「パックマンは悪者ではない。世界中の人々を楽しませるために作ったんだ」と泣かせるセリフを口にします。日本発のゲームカルチャーに対する敬意が感じられる作品です。