千原兄弟“チハラトーク”配信で人々を笑顔に

引用元:日刊スポーツ
千原兄弟“チハラトーク”配信で人々を笑顔に

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

お笑いコンビ、千原兄弟がインスタライブで“チハラトーク”を配信している。

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「チハラトーク」は同コンビが10年以上、毎月1回、東京・港区の草月ホールで行っているトークライブ。芸人仲間の裏話やその月に身の回りで起こった出来ごとなどをざっくばらんに話すだけのシンプルなものだが、ファンにとっては毎月、生で2人のフリートークを聞ける貴重な機会だ。

しかし、新型コロナウイルスの影響を受けて、3、4月は中止。それが、4月30日にオンライン上で突然復活した。

4月中旬にジュニア(46)、せいじ(50)がそれぞれのアカウントでインスタライブを行っていた際に、ファンからの「コラボして」「チハラトークやってください」といったコメントが相次ぎ、コラボが実現したようだ。

2月の公演では、せいじが不整脈の手術を受けた直後で出演を見合わせ、木村祐一(57)が代役を務めたため、2人のフリートークは実に3カ月ぶりだった。

久々の復活にファンは歓喜。「最高」「ありがとうございます」などのコメントがあふれた。画面上の2人は照れくさいのか、うれしいのか終始口角をあげながら、お互いの近況を報告し合った。オンライン上でも掛け合いは健在。ひらがなの書き方に癖があるというせいじが実演して示すなど、オンラインならではの盛り上がりをみせた。第1回はせいじが「あ、最後に、おれメンタルケアの資格もっているから、なんかあったらいつでも相談してくれ」と視聴者が呼びかけ、すかさずジュニアが「まず嫁はんのメンタルケアせい、ぼけ」とせいじの不倫ネタに絡めてつっこみ、笑いに包まれたまま終了した。

そんな“チハラトーク”が、1週間後の今月7日にも配信された。これまでの「チハラトーク」は月に1回の開催だったが、巣ごもり期間が続く中、異例のペースで第2回開催の実現だった。

2回目は2人とも少し慣れた様子でスタートし、いつものようにフリートークを展開。NSC時代の同期でお笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史(49)の現状、芸人仲間で流行っているゲームなどを明かし、約5000人の視聴者を喜ばせた。2人は今後もオンライン上での“チハラトーク”を続ける意向を示している。普段の「チハラトーク」は平日の午後7時開演ということもあり、見に来られないファンも多い。ジュニアは「何かの足しになれば」と話していたが、草月ホールのキャパシティーを考えると、普段の観客数をはるかに超える人々を笑顔にしている。