満島真之介&前田亜季、テレワークドラマで初共演 第1夜【5・4】放送 

引用元:オリコン
満島真之介&前田亜季、テレワークドラマで初共演 第1夜【5・4】放送 

 NHK総合できょう4日、テレワークドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』の第1夜「心はホノルル、彼にはピーナツバター」(後11:40~深0:10※一部地域は別番組)が放送される。

【動画】テレワークで制作中のドラマの一部

 脚本は、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS)で第35回向田邦子賞を受賞した矢島弘一氏。出演は、満島真之介と前田亜季の2人だけ。しかも、満島と前田は今回が初共演。直接、会ったこともなく、ネットでつながった画面を通して、“はじめまして”のあいさつをしたそう。そんな事情がありつつも、30分の二人芝居を演じきった。

 二人が演じるのは、婚約中の神林五郎(満島)と森本千明(前田)。五郎の転勤のため目下遠距離恋愛中だ。折しもこの春予定していた人生最大のイベント、ハワイでの結婚式は開催が中止に。うまく事が運ばないイライラと会えない寂しさ…。そんな思いを抱えながらも唯一の連絡手段となったビデオチャットで今日も二人のラブラブトークが始まる。ところが些細な行き違いから二人の隔たりが露わとなってまさかの破局にまで発展(!?)というストーリー。

 放送に先立ち、NHK初の「オンライン合同取材会」を実施。取材対応する編成局編成センターの岡本幸江副部長も、参加する記者も自宅などから参加し、この企画が生まれたきっかけから、実現にいたった経緯、苦労したことなどを共有した。

――制作の経緯について。

【岡本】新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、緊急事態宣言が発出され、多くのドラマが収録を見合わせている状況で、安心・安全に役立つ情報をお伝えするとともに、なにか人の心を温めるものを両輪として必要なのでは、こういう状況でもドラマフィクション、物語を新たにお届けできないかと考えておりました。

 実はほぼ同じタイミングで、BSプレミアムで放送中のドラマ『70才、初めて産みましたセブンティウイザン。』の演出を担当している渡辺一貴も、同じ志の提案を出していて、渡辺が担当する第1夜と第2夜、私が担当する第3夜の3本シリーズとしてゴールデンウィークに届けようと、制作することになりました。

――どのような経過をたどったのですか?

【岡本】感染拡大の予防のため「三密」を避け、感染予防対策を徹底する上で、ドラマ収録の現場は、出演者もスタッフも数が多く、狭い場所でひしめき合うこともあって、演出上、安全対策も限界がある。収録の休止も止む得ないだろうという声が出てきた3月下旬くらいかから、こういう状況下で新作を作るのはどうしたらいいか、考え始めていました。

 4月に入ってから実際、収録が難しくなって(4月1日に大河ドラマ・連続テレビ小説の撮影休止を発表)、具体的に動きだしたのは(7都府県に)緊急事態宣言が出るか、出ないかというタイミングで、編集長に「こういうのできないか」と提案して、仮のGOサインが出てから、翌日に脚本家にプロットをお願いし、さらにその翌日には出演をオファー、10分後に快諾の返事をくれた方もいらっしゃいました。脚本も今、この状況の中だから書ける物語もあると、早いもので4日、遅くても10日くらいで仕上げてくださって。俳優たちもシンプルに面白そそうだからやってみたいと言ってくださった。こういう時期だからこそ、何か自分もできないかと思っていた、と言ってくださる方が多くて、感謝、感謝ですね。

――視聴者にメッセージ。

【岡本】物語は、3本とも2020年4月以降の現在を描いています。新型コロナウイルスへの感染の心配がなかった時代のものではありません。登場人物も少ないく、第1夜と第2夜は2人ずつ、第3夜は3人だけで、シチュエーションもそれぞれがいる場所のみという状況で、ひとえに俳優たちの熱い思いに支えられてできたものです。お芝居だけでなく、衣装も自前ですし、カメラワークもご自身で工夫してやってくださっている。貢献度120%の俳優たちの熱演をぜひ見てほしい。なかなか通常の収録が厳しい中で、知恵と工夫を重ねて作った新作を見て、笑ったりホッとしたり、ほっこりしたり、ちょっとでも気持ちが楽になる時間を持っていただければ幸いです。