高畑充希、喪失感あらわ「ストンと切られてしまいました」 「ミス・サイゴン」公演中止

高畑充希、喪失感あらわ「ストンと切られてしまいました」 「ミス・サイゴン」公演中止

 女優で歌手の高畑充希(28)が8日、自身のインスタグラムを更新。出演予定だったミュージカル「ミス・サイゴン」が公演中止となった思いを長文で切々とつづった。

 高畑は「ミュージカル『ミスサイゴン』全公演中止となりました。地方公演も同じく、全て中止となります」と報告。「オーディションが約2年前。そこから今年のゴールに向けて沢山の方の力を借りながら地道に走ってきた道が、ストンと切られてしまいました」と喪失感をあらわにし、「楽しみにしてくださっていた方々にも、大変申し訳ない気持ちです」とファンに謝罪した。

 「ただ、私も稽古をしながら、昨今の状況を見ながら、おそらく公演は厳しいだろうと考えていたので、中止を伝えられた時は、不思議と静かな湖の水面のような。とても穏やかな気持ちでした」と複雑な心境を吐露。「稽古自体、状況に応じて急な休みも多く、わざわざ来日してくれた海外スタッフも明日がどうなるか分からぬ状況の中、かなりのスピードで稽古をつけてくれていたので、本番が無くなるかもしれない不安と同じくらい、もしかしたら相当な稽古不足の中で本番に挑まなければならないのでは?という不安もありました。なので、早いタイミングで決断してくださった制作さんには大変感謝しております」とつづった。

 「私自身、大好きな作品への参加だったので、出来ればじっくりと、みんなで理解を深めて舞台に立ちたいという思いがあり、今はそのタイミングでは無かったのだな、と、頭のスイッチを切り替えている所です」とも。「私にとっては初めての、一つの役に4人で挑む、というカタチだったので、稽古に入る前はどうなるんだろう、、と不安もありましたが、いざ稽古に入ってみると、嬉しいことは4倍に、辛いことは1/4になる、とても不思議な感覚でした。昆ちゃんさくらこ屋比久ちゃんと共にキャスティングしてもらえた事は、とても幸運だったなと感じています」と感謝。「なので今回の決定も、4人でなんとか悲しみを1/4に」とし「そして出来ればリベンジを誓い合いたいな、と、思っています。といっても、私もうかうかしてたら30歳なので皆んなにリベンジは止められるかもしれませんが。笑(キムの登場シーンは17歳) ただ、3月の稽古期間は本当に楽しく、久々に、こんな充実した日々はなかなか無いな!と思う毎日でした。最高でした」と稽古の日々を振り返った。

 「そして今日から、というか決まったのは数日前だったので少し前から、私は完全なる暇人と化しております。笑 時間が有り過ぎて、うちで踊ろうの動画作成もできた笑 長期休みはいつも海外に行ってしまう私なので、それが出来ない長期休みは初めてで。これはもう、思う存分おうちで出来る楽しいことを発掘していくしかないっ!」と前向き。「なかなか終わりの見えない闘いなので、皆さん気が滅入る事も多いかと思いますが、

見えないだけで、終わりが無い闘いではないと思います。かつての戦争のように(引き合いに出すのは不謹慎かもしれませんが)、憎むべき相手が人や国ではなく、ウイルスである、というのは不幸中の幸いだと感じています。丁度ミスサイゴンのためにベトナム戦争について学んでいたので、余計とそう感じます。なんとか気持ちをポジティブに、そしてヘルシーに。いつか遠くない未来、劇場の中で、客席の皆さんと感情の濃厚接触ができる日を夢見て」と呼びかけた。

 東宝は8日に、政府の緊急事態宣言を受け、「ミス・サイゴン」の7月3日~9月6日の全国ツアーも早くも中止決定。高畑は今回が初参加で、昆夏美(28)、屋比久知奈(25)、大原櫻子(24)とともに、キムを演じる予定だった。