Juice=Juice、中止でも無観客でもコロナと闘う/芸能ショナイ業務話

Juice=Juice、中止でも無観客でもコロナと闘う/芸能ショナイ業務話

 ハロー!プロジェクトの女性8人組アイドルグループ、Juice=Juiceの金澤朋子さん(24)、植村あかりさん(21)、松永里愛さん(14)が新曲のキャンペーンで大阪に来た際、インタビューする機会がありました。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ハロプロもコンサートやイベントが次々と中止または延期となっています。Juice=Juiceのみなさんも2月にスタートした春ツアーが中断。4月1日発売のニューシングルの発売記念イベントがすべて中止となってしまいました。

 そんな中、ハロプロは毎春恒例のイベント「ひなフェス」(3月20~22日、東京・明治神宮会館)を中止にしましたが、一部のライブを無観客で実施し、ひかりTVチャンネルやCSのテレ朝チャンネル1で生中継しました。

 カメラの向こうではファンが久しぶりのライブを楽しんでいるけれど、演者の目の前には観客はおらず、もちろん拍手もコールも聞こえない。とくに22日の公演はアンジュルムの室田瑞希さん(21)の卒業公演だったのですが、これも無観客で行われたのです。どんなもようだったのか、Juice=Juiceのみなさんに聞いてみました。

 ひなフェスはハロプロの各グループが入れ替わりでパフォーマンスするので、自分たち以外のグループのときは観客席で観覧していたそうです。

 「ステージの前に席が用意されてあって、他のグループのパフォーマンスは見てました」と金澤さん。今までに経験したことない状況だったようで、植村さんは「いつもだと目の前がお客さんだから安心するんですけど、今回はメンバーしかいないという環境だったので、びっくりでしたね。だいぶ緊張しました」と振り返り、松永さんも「自分が見てるぶんにはいいけど、他のメンバーに見られているのはちょっと緊張しましたね」と苦笑いでした。植村さんは「振付師の先生は全グループのぶんをずっと踊ってました」とも話していました。

 リーダーの金澤さんは「ファンのみなさんにパワーを伝えるといっても、目の前に対象がいるのといないのでは、私たちもエネルギーの向きが変わってくると思ったので、カメラの先にどう伝えるかは私たちももっと研究していかなきゃと感じました」と課題を挙げていました。

 いつものライブだと、演者がファンを盛り上げるために声をかけたり、マイクを突きつけたりすることもありますが、金澤さんは「『煽り』のところは、前にお客さんがいれば『オイッ!』とか言いやすいんですけど、いない状態で盛り上げるのがすごく難しくて…」と述懐。「煽りを削るかどうするかという話もあったんですけど、やはりいつもどおりのライブをお届けしたほうがエネルギーが伝わるかなってことで、あえてマイクを前に向けたりとかやりました」と明かしてくれました。

 3月31日にはこぶしファクトリーの解散コンサート(東京ドームシティーホール)が無観客で行われてCSのテレ朝チャンネル1や全国の映画館でのライブビューイングで生中継されました。事前に公開された動画では、ラストライブが無観客と知らされ、号泣するメンバーの姿がありました。公演当日は、ハッシュタグ「#こぶし330」「#こぶし伝説」を用いてツイッターからの視聴者コメントを拾いながらトークするシーンもあり、画面の向こうにいるファンとSNSで交流しながらのコンサートでした。

 Juice=Juiceも新曲の発売日の4月1日にミニライブを無観客で実施し、YouTubeで生配信しました。

 ハロプロに限らず、多くのミュージシャンがコンサートを中止期間を4月いっぱいにまで延ばしつつあります。そんな中、Juice=Juiceは中心メンバーの宮本佳林さん(21)の卒業コンサートを6月3日に控えています。会場は東京・有明で4月24日に開業する東京ガーデンシティー、キャパ約8000席の大ホールです。

 金澤さんは「やれると信じるしかないです。私たちは今できることを着実にやっていくしかないので、体調管理に気をつけながらレベルアップしていけたらなと思います」ときっぱり話していました。その思いがかなうことを願ってやみません。(ま)