『ブレイブリーデフォルト2』体験版プレビュー!ガッツリしたJRPG体験

引用元:IGN JAPAN
『ブレイブリーデフォルト2』体験版プレビュー!ガッツリしたJRPG体験

本日、Nintendo Switch向けに配信された『ブレイブリーデフォルトII』の体験版を終えて、久々にガッツリRPGをやった感触があった。
体験版は、主人公である船乗りのセスが率いるパーティがサヴァロンという国にたどり着いたところから始まる。本編はどうやら、4つのクリスタルにまつわる物語が展開するらしく、世界の調和を保っていたミューザという国から持ち去られたクリスタルが世界各地で異変を起こしている模様。だが、今回の体験版は本編の一部ではなく、特別に用意されたパートで、ストーリー性はほとんどなく、バトルが中心の体験版になっている。

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とはいえ、まずは砂漠の国であるサヴァロンの美しさに目を奪われるはずだ。渇水の地であるはずなのに、なぜか水が溢れており、人々の家も水の底に沈んでしまっている。きっと水のクリスタルがここへ持ち去られた影響だろう、とパーティメンバーも推測している。そうなってしまった原因はさておき、オアシスのような景色はとにかく美しい。過去作から引き継がれた絵本の中に入ったようなアートディレクションがNintendo Switchでさらにパワーアップしており、『オクトパストラベラー』を彷彿とさせる奥行きのある街並みがさらに見事なビジュアルを作り出している。

本作は『オクトパストラベラー』と違ってドット絵を採用していないが、同じ開発チームによって制作されているので、黄金期のJRPGを彷彿とさせる幻想的なビジュアルが好きな人であれば必ず気にいるだろう。イベントシーンでは3Dのキャラクターに寄った視点から会話が進み、その背景にある絵本のようなビジュアルと不思議なコントラストを作り出している。『オクトパストラベラー』がドット絵とポリゴンの融合を実現したビジュアルなら、本作は手描きと3Dが面白い具合にブレンドしている。

いよいよ本題に入ろう。本題とは、他でもないバトルだ! 今回の体験版はサヴァロンからちょっと離れたところにいるダンジョンまでフィールドを移動し、ダンジョンの奥に潜むボスを倒せばクリアとなるというシンプルな構造だ。1時間くらいで終わるように聞こえるのかもしれないが、私はクリアまで3時間みっちりとバトルを繰り返すことになった。何度もサヴァロンの宿とフィールドを往復して敵を倒してレベルを上げ、新しい魔法や技を習得して、ショップで必要なアイテムを調達した。やっとボスの前にたどり着いても最初は勝てず、何度もセーブポイントから近くの敵とバトルに挑んで経験値を稼ぎ、パーティメンバーのジョブを変えてやっと勝つことができた。
ここまでトラディショナルな過程のJRPGも珍しいが、決して悪い意味ではない。なぜなら、本作の独特なバトルシステムの中で工夫するのが楽しかったからであり、さらに自分の成長が実感しやすいゲームバランスになっていたからだ。
『ブレイブリーデフォルトII』のバトルシステムは基本的に過去作から引き継がれており、複数の行動を一気に発動できる「ブレイブ」と、ガードをしながら行動できる回数(BP)を貯める「デフォルト」の駆け引きを中心に成立している。1ターンで最大3つのBPを消費して最大4回行動できる「ブレイブ」で一気に敵を畳み掛けるのもよし、ピンチ時に行動不能の仲間を復活させてから回復まで手が回るわけだ。問題は、消費したBPだけ再び行動ができるまでターンがかかってしまうことだ。BPが溜まっていない状態でも、最大3ポイントを前借りして行動回数を増やすことができるのだが、そうすればBPが-3になり、そのキャラクターを再び使えるようになるまで3ターンも待つことになるわけだ。どのタイミングで溜めて、いつ消費するかが勝負の鍵を握る。ピンチ時に敵を倒せると信じてBPを消費するも、ぎりぎり倒せなくて行動できなくなったり、必要なときのために溜めて「ここぞ!」というときに使ったりなど、わかりやすい駆け引きが生まれ、ザコ戦であっても自然と戦略を練るようになる。

同じではないが、このシステムは『オクトパストラベラー』のブーストとブレイクの相互関係に通じるところがあると感じた 。 同作でもタイミングを読んでブーストをかけると、集中攻撃をしかけたり、魔法を強化したりできる 。 もう1つ、「ブレイブリー」シリーズのバトルを代表する要素といえばジョブシステムだ 。 体験版ではすっぴん・黒魔道士・白魔道士・モンク・ヴァンガードから選んでジョブを設定できた 。